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転職コラム

新卒1年目の転職は甘え?続けるべき人・動くべき人の判断基準と営業職への進み方を紹介

新卒1年目の転職は甘え?続けるべき人・動くべき人の判断基準と営業職への進み方を紹介

「入社して半年、仕事に行くのがつらい。でも1年目で辞めたら『甘え』と思われそう」「せっかく入った会社を辞めて、次で失敗したらどうしよう」。新卒1年目でこのように悩み、一人で答えを出せずにいる方は少なくありません。

本記事では、新卒1年目の転職が「甘え」かどうかを分ける判断基準と、動くべきケース・続けるべきケースを整理します。あわせて、転職が厳しいと言われる理由、企業からの見られ方、成功させる進め方、営業職に進んだ場合の年収の見通しまで、公的データと事例をもとに解説します。この記事が、迷いを整理するきっかけになれば幸いです。

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新卒1年目の転職は少数派ではない【結論:判断は「辞める理由」で決まる】

結論から言うと、新卒1年目の転職は珍しいことではなく、それだけで「甘え」と決めつけられるものではありません。判断の分かれ目は「1年目かどうか」ではなく、「なぜ辞めたいのか」という理由にあります。

厚生労働省が2025年10月に公表した調査(令和4年3月卒業者)によると、就職後3年以内に離職した割合は、大卒で33.8%、高卒で37.9%でした。3年間の内訳を見ると、大卒・高卒のどちらも1年目の離職が最も多いことが分かります。

区分3年以内の離職率1年目2年目3年目
大卒33.8%12.1%11.9%9.9%
高卒37.9%17.9%11.5%8.5%

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」

「1年目で辞めるのは自分だけ」という不安は、数字を見る限り当てはまりません。ただし、多くの人が辞めているからといって、辞めることが正解になるわけでもありません。

「甘え」と言われやすいのは、辞める理由が「なんとなく合わない」「つらい」といった漠然としたものに見えるときです。一方で、ハラスメントや心身の不調、違法な長時間労働などがある環境なら、早めに離れる判断はむしろ合理的です。理由が整理できていれば、続ける場合も辞める場合も、次の一手に納得して進めます。

判断の前に、まず「辞めたい気持ち」の正体を分けてみましょう。理由は大きく3つに分類でき、変えられるかどうかで、取るべき行動が変わります。

分類具体例変えられるか
環境(人・労働条件)上司との相性、長時間労働、職場の雰囲気異動や相談で変わる場合もあれば、変わらない場合もある
仕事内容業務が単調、やりがいを感じない、適性が合わない配置や担当の変更で変わる余地はあるが、限られる
将来性成長できない、年収が上がらない、会社の先行きが不安個人の努力だけでは変えにくい

たとえば「上司と合わない」だけが理由なら、異動や相談で解決できるかもしれません。一方、「将来性への不安」が理由なら、社内で努力しても変わりにくく、転職を検討する価値が高くなります。

この記事では、次の順に「辞める理由」の整理から具体的な進め方までを解説します。

  • 新卒1年目の転職が厳しいと言われる理由
  • 動いた方がよいケースと、続けた方がよいケース
  • 企業は1年目の転職者をどう見ているか
  • 転職を成功させる進め方
  • 営業職に進んだときの年収の見通し

新卒1年目の転職が厳しいと言われる2つの理由

新卒1年目の転職が厳しいと言われるのは、企業側が次の2点を気にするためです。逆に言えば、この2点への答えを準備しておけば、厳しさは大きく和らぎます。

早期離職を懸念される

企業は、採用と育成に時間とコストをかけています。そのため、在籍期間が短い応募者に対しては「入社してもまたすぐ辞めてしまうのでは」という懸念を持ちやすくなります。面接官が知りたいのは、辞めた事実そのものではなく、同じ理由で次の会社も辞めないかどうかです。

対策は、退職理由を「環境の問題」と「自分の課題」に分けて整理することです。環境の問題だけを並べると他責に聞こえ、自分の課題だけを挙げると自信がないように映ります。「何が起きたか」「自分はどう動いたか」「次の職場では何を大切にするか」の3点で語れると、納得感が生まれます。

たとえば「長時間労働がつらくて辞めました」とだけ伝えると、他責の印象が残ります。「業務量が多い状況で、優先順位の付け方を上司に相談して改善に取り組んだが、部署の体制上、難しかった。次は限られた時間で成果を出す働き方ができる環境で挑戦したい」と伝えれば、事実を保ったまま、前向きな姿勢が伝わります。

スキル・実績が乏しく見られる

入社1年では、担当した業務の範囲が限られ、数字で示せる実績も多くありません。そのため、中途採用の応募者としては「実績が少ない」と見られやすいのが実情です。

ただし、実績は成果の大小だけで決まるものではありません。「どんな工夫をして、何を学んだか」を具体的に語れれば、1年目でも評価されます。 たとえば、先輩の業務を見て改善した点、顧客や社内の相手から受けた指摘とその後の変化、取得した資格などが材料になります。日々の業務メモを今のうちに残しておくと、応募書類や面接で使える具体例が増えます。

営業職を志望する場合は、顧客や社内の相手との調整で工夫した経験、電話やメールの対応で意識したことなども、立派な材料になります。「実績がない」と決めつけず、日々の行動を振り返ってみてください。

新卒1年目でも転職を選んだ方がよいケース・続けた方がよいケース

「辞めるべきか、続けるべきか」は、感情の強さではなく、原因が「変えられるか」で判断すると整理しやすくなります。ここでは、動いた方がよいケースと、続けて様子を見た方がよいケースを分けて解説します。

転職を選んだ方がよい4つのケース

次の4つのいずれかに当てはまる場合は、1年目であっても転職を前向きに検討して問題ありません。

  1. ハラスメントを受けている:上司や先輩からの暴言、人格を否定する言動、過度な叱責が続いている場合です。異動や相談で解消されないなら、環境を変える選択肢を持っておきましょう。
  2. 心身に不調が出ている:眠れない、食欲がない、出社前に動悸や吐き気がするなどの状態です。転職活動より先に、休養や医療機関への相談を優先してください。
  3. 違法な労働環境がある:残業代が支払われない、休日がほとんど取れないなど、法令に反する状態です。労働基準監督署や、各都道府県労働局の総合労働相談コーナーへの相談も選択肢になります。
  4. 入社前の説明と実態が大きく違う、または仕事内容が根本的に合わない:入社前に聞いていた業務・条件と大きく異なり、改善の見込みがない場合です。

ハラスメントや違法な労働環境がある場合は、後から状況を説明できるように、日時・場所・内容・その場にいた人を、その都度メモに残しておくことをおすすめします。転職活動を進めるうえでも、退職理由を事実に基づいて整理する材料になります。

つらい状況が続いているときは、転職活動と並行して、相談先を持っておくと安心です。

  • 社内の人事担当者や、信頼できる先輩・同期
  • 労働基準監督署、各都道府県労働局の総合労働相談コーナー
  • 医療機関や産業医(心身の不調がある場合)
  • 転職エージェント(キャリアの整理や、続けるか動くかの相談)

参考までに、厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」で20〜24歳の転職入職者が前職を辞めた理由を見ると、「その他」に当たる項目を除くと、男性は「給料等収入が少なかった」(12.5%)と「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」(11.3%)、女性は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」(13.6%)と「職場の人間関係が好ましくなかった」(9.8%)が上位でした。労働条件や人間関係は、実際に多くの若手が転職を決める理由になっています。

続けて様子を見た方がよい3つのケース

次の3つに当てはまる場合は、すぐに辞めるのではなく、期間を決めて様子を見る選択肢もあります。

  1. つらさの原因が一時的である:入社から半年以内で、業務や人間関係に慣れていないだけの場合は、慣れによって状況が変わることがあります。
  2. 悩みの原因が特定の人や配置に限られている:異動や配置換え、上司への相談で解消できる余地があるなら、社内で動く方が負担は小さくなります。
  3. 辞めたい理由はあるが、次にやりたいことが言えない:転職先で何を実現したいのかが曖昧なままだと、転職しても同じ悩みを繰り返しやすくなります。

続ける場合も、「なんとなく続ける」のではなく、「3か月後にもう一度見直す」と期限を決めるのがポイントです。期間中に業務メモを残し、辞めたい理由と続けたい理由を書き出しておくと、判断の材料が増えます。

続ける期間を「無駄な時間」にしないために、次のような行動も並行して進めておきましょう。

  • 上司や先輩に、今の悩みと改善したい点を相談する
  • 担当業務の幅を広げ、「工夫した経験」を1つ増やす
  • 転職エージェントの面談で、市場での自分の見られ方を知っておく

転職しない場合でも、これらの経験は無駄になりません。動くと決めたときの応募書類や面接で、そのまま使える材料になります。

見直しのタイミングでは、次の5つの質問に答えてみてください。

  1. 辞めたい理由は、3か月前と比べて増えたか、減ったか
  2. その理由は、異動や相談で解決できる余地があるか
  3. 今の仕事で「続けたい」と思える点はあるか
  4. 次の職場で実現したいことを、具体的に1文で言えるか
  5. 心身の状態は、悪化していないか

4に答えられず、1と5が悪化している場合は、動くタイミングが近づいているサインです。

判断当てはまる状況次にやること
動くハラスメント、心身の不調、違法な労働環境相談窓口の確認、転職活動の準備
動く入社前の説明と実態が大きく違う事実を整理し、次に求める条件を言語化
続ける慣れによるつらさ、特定の人との相性期限を決めて見直す、社内で相談する
迷う辞めたい理由はあるが次が決まらないキャリアの専門家に相談して整理する

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企業は新卒1年目の転職者をどう見ているか

転職を考えるとき、いちばん気になるのは「企業は1年目の転職者を採用してくれるのか」という点でしょう。結論として、企業側の姿勢は以前より前向きになっています。

マイナビの「企業人材ニーズ調査2025年版」では、第二新卒採用を実施している企業は60.9%、従業員1,000人以上の企業では74.5%でした。また、実施している企業のうち37.0%が、今後は採用数を「増やす(強化する)」と回答しています。新卒・中途のどちらも人材を充足できない企業が、若手の確保を第二新卒に求めている構図です。

第二新卒採用で企業が重視するのは、「専門知識・スキル」や「実務経験」よりも「人柄・性格」です。この調査では、第二新卒を「学校を卒業しておおむね3年以内の就労経験者」と定義しています。つまり、就労経験が1年に満たない新卒1年目も、企業によっては応募の対象になります。ただし、応募条件は求人ごとに異なるため、応募前に確認が必要です。

転職市場全体も追い風です。dodaの転職求人倍率は2026年8月時点で2.86倍で、前年同月より0.44ポイント上昇し、求人数も前年同月比で18.7%増加しています。dodaは2026年4月のレポートでも、入社直後の新社会人の転職サイトへの登録が前年に続いて増える見通しを示しています。1年目で転職を考える人は、それだけ増えているということです。

見られるポイント企業の見方準備すること
人柄・意欲最も重視される。入社意欲や人柄が伝わるか志望動機と、これからやりたいことを自分の言葉で語る
退職理由同じ理由で辞めないかを確認する環境の問題と自分の課題を分けて整理する
実績・スキル高い水準は求められにくい工夫や学びを具体例で伝える

「1年目だから不利」ではなく、「人柄と辞めた理由の納得感で評価される」と捉える方が、準備の方向を間違えません。

1年目の転職者に対して、面接では次のような質問がよく聞かれます。

  • なぜ入社1年ほどで転職を考えたのですか
  • 今の会社では、どのような仕事に取り組んできましたか
  • 次の職場で、何を実現したいですか
  • 同じ状況になったら、今度はどう対応しますか

どれも「同じ理由で辞めないか」と「学んだことを次に活かせるか」を確かめる質問です。

人柄を面接で伝えるには、次の3点を意識すると効果的です。

  • 質問の意図を考え、結論から簡潔に答える
  • 前職の不満ではなく、次の職場でやりたいことに話を寄せる
  • 失敗や苦労を、学びと行動の変化までセットで語る

営業職の面接では、こうした「素直さ」や「学ぶ姿勢」が、経験の少なさを補う強みになります。

新卒1年目の転職を成功させる進め方

新卒1年目の転職は、勢いで動くと後悔につながりやすくなります。次の3つのステップで、順番に進めましょう。

転職理由を整理し、前向きな言葉に言い換える

最初にやるべきことは、辞めたい理由を書き出し、「事実」「自分が大切にしたいこと」「次の職場で実現したいこと」に分けることです。事実は変えず、伝え方だけを前向きにするのが原則です。

本音前向きな言い換えの例
残業が多くてつらい限られた時間で成果を出す働き方を身につけたい
上司と合わない丁寧にフィードバックをもらいながら成長できる環境で働きたい
仕事がつまらない顧客や相手の課題解決に直接関われる仕事で力を発揮したい

事実と異なる理由をつくると、面接で深掘りされたときに答えに詰まります。言い換えは「嘘」ではなく「視点を未来に向けること」と考えましょう。営業職の面接での聞かれ方は、営業職の転職面接でよく聞かれる質問と回答例で解説しています。

面接では、次の3ステップで組み立てると、短く伝わりやすくなります。

  1. 結論:辞める(辞めた)理由を1文で示す
  2. 事実:何が起き、自分はどう動いたかを述べる
  3. 未来:次の職場で何を実現したいかを述べる

回答例は次のとおりです。「前職では業務量が多く、優先順位の相談を重ねましたが、部署の体制上、改善が難しい状況でした。限られた時間で成果を出す働き方を、次の環境で身につけたいと考え、転職を決めました」。事実を保ちつつ、視点が未来に向いています。

在職中に応募・面談を進める

転職活動は、原則として在職中に進めるのがおすすめです。収入が途切れず、「決まらなければ現職を続ける」という選択肢が残るため、焦って条件を妥協するリスクを避けられます。

まずは応募書類の準備から始めましょう。1年目でも、職務経歴書は作れます。次の項目を書き出しておくと、応募や面接でそのまま使えます。

  • 担当した業務の内容と、関わった人(顧客・社内)
  • 工夫した点と、その結果
  • 学んだことと、今後に活かしたいこと
  • 取得した資格や、受けた研修

平日の夜に1〜2時間を書類の準備にあて、休日にエージェント面談や企業の情報収集を進めるなど、無理のないペースを決めておくと続けやすくなります。一人で進めるのが不安な場合は、転職エージェントに書類の添削や面接の練習を頼るのも有効です。

退職は、内定を得て入社日が決まってから伝えるのが一般的です。退職の意思を伝える時期や手続きは、会社の就業規則で定められていることが多いため、事前に確認しておくとスムーズです。意思は、まず直属の上司に、対面または口頭で伝えます。引き止められた場合も、内定先との約束と入社日を優先し、感情的にならずに、意思が変わらないことを落ち着いて伝えましょう。

入社したい時期から逆算して動き出す

転職活動は、準備、応募、選考、内定、退職交渉と進み、数か月かかるのが普通です。入社したい時期が決まっているなら、そこから逆算して動き出す必要があります。

たとえば、4月入社を目指す場合は、秋ごろから準備を始めるのが目安です。1年目の秋は、入社から半年が過ぎ、仕事の見通しが立ち始める時期でもあります。4月入社の詳しいスケジュールは、4月入社の転職はいつから動く?で解説しています。「いつか転職したい」と考えているだけの段階でも、早めにキャリアの整理を始めておくと、選択肢が広がります。

一般的な期間の目安は、次のとおりです。

ステップ期間の目安
準備(自己分析・書類作成・エージェント面談)約2週間〜1か月
応募〜内定約1〜2か月
内定〜退職交渉・引き継ぎ約1〜2か月

在職中に進める場合は、面接の日程調整に時間がかかることもあります。入社希望日の3〜5か月前を目安に動き始めると、余裕を持って進められます。

新卒1年目の転職で営業職に進むと年収は上がるのか

新卒1年目の転職を考える人が、次に気になるのが「転職しても年収が下がるのでは」という点です。

厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」によると、20〜24歳の転職入職者のうち、前職と比べて賃金が「増加」した人は50.5%(うち1割以上の増加が38.5%)、「変わらない」が31.5%、「減少」が16.8%でした。転職者の約半数が賃金アップを実現している計算です。25〜29歳でも、「増加」は46.3%でした。

区分増加変わらない減少
20〜24歳50.5%31.5%16.8%
25〜29歳46.3%23.1%29.2%

出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」。全職種の転職入職者の集計で、新卒1年目に限った数字ではありません。

営業職は、固定給に加えてインセンティブが付く企業が多く、環境次第で年収を大きく伸ばせる職種です。一方で、「想定年収」だけを見て選ぶと、入社後に「思ったより上がらない」というギャップが生まれます。営業職を選ぶときは、次の3つを確認しましょう。

  • 扱う商材:無形商材・高単価商材か。顧客の課題を聞いて提案する法人向けの営業は、経験が次の転職でも評価されやすくなります。
  • インセンティブの設計:固定給とインセンティブの内訳、平均的な社員の年収はどの程度か。
  • 将来の市場価値:5年後に「この経験があるから評価される」と言える仕事か。

営業職の中でも、次の業界は「市場価値を高めやすい」とされ、20代のうちに経験を積む選択肢として人気があります(詳しくは営業の市場価値の記事を参照)。

業界市場価値につながる理由
SaaS無形商材の提案力、継続利用を前提にした顧客支援、業務課題に踏み込むヒアリング力が同時に身につく
SIer大手法人向けの提案経験を積め、技術理解と提案力を同時に磨ける
広告代理店提案力に加え、施策設計や社内外の調整力が鍛えられる

1年目の転職では、「今の年収」だけでなく、次の転職でも評価される経験が積めるかという視点で選ぶことが大切です。

営業職は、未経験から挑戦できる求人が多い職種の一つです。1年目で身につけたビジネスマナー、報連相、顧客や社内の相手とのやり取りは、営業でもそのまま活きます。「社会人としての基礎ができている」という点は、未経験の営業職を目指す1年目の強みです。

第二新卒として営業職を目指す流れは、第二新卒×営業の記事で、20代全体の営業転職は20代営業転職の記事で解説しています。

営業職の年収の伸ばし方は、営業職で年収を上げる方法5選で詳しく解説しています。また、営業への適性が気になる方は、営業に向いている人の特徴もあわせてご覧ください。

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弊社YONが支援した新卒1年目の転職に近いケースの事例

ここでは、弊社YONが支援した事例の中から、社会人経験が浅く、営業も未経験だったケースを紹介します。新卒1年目の事例ではありませんが、「キャリアの入り口で、進む道を見直した」という点で近いケースです。

23歳・高卒で自衛隊に勤務していた方は、母子家庭で育ち、「親に長期的な恩返しがしたい」という思いを持っていました。最初に描いていたのは、フルコミッションの訪問販売営業で営業スキルを積み、その後に大手企業へ転職するプランでした。

しかし弊社は、このルートに2つのリスクを指摘しました。1つ目は、フルコミッションの訪問販売営業のスキルは、大手企業が求める営業スキルとレバレッジがかかりにくいことです。2つ目は、親への恩返しとして住宅購入などを考えたとき、フルコミッションの収入では住宅ローンの審査が難しくなる可能性があることです。

項目内容
属性23歳・高卒・自衛隊勤務・営業未経験
当初のプランフルコミッションの訪問販売営業を経て、大手へ転職
見直し後のプラン未経験から上場企業の営業職を目指す
支援内容話し方、考え方、面接で伝える内容まで、計30回の面接対策
結果上場企業の営業職に内定。想定年収は450万円から600万円へ
期間当初は5年かけて進む予定だった道を、約3か月で実現

この事例のポイントは、「今の転職」ではなく「ライフプランとキャリアプラン」から逆算して進路を見直したことです。目先の条件だけで転職先を決めていたら、後から選択肢が狭まっていた可能性があります。自衛隊出身者の転職の詳細は、自衛隊から転職するにはで詳しく解説しています。

この事例から、新卒1年目の方が押さえたいポイントは次の3つです。

  1. ライフプランから逆算する:目先の年収や勢いではなく、数年後にどんな暮らしを送りたいかから、必要なキャリアを考える。
  2. 進路の落とし穴を第三者と確認する:一人で考えると気づきにくいリスク(スキルの汎用性、収入の安定性)は、専門家との対話で見えてくる。
  3. 面接で話す内容を、自分の言葉で準備する:Q&Aを暗記するのではなく、経験と価値観を言語化し、どんな質問にも答えられる状態をつくる。

新卒1年目の転職でも、進み方は人によって異なります。「動くべきか続けるべきか」「営業職に向いているか」から一緒に整理したい方は、LINEでお気軽にご相談ください。

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新卒1年目の転職に関するよくある質問

新卒1年目の転職について、よく寄せられる疑問をまとめました。

1年で転職するのは不利ですか?

不利になる面はありますが、準備次第で十分に挽回できます。企業は「早期離職を繰り返さないか」を気にするため、在籍期間の短さは確かにマイナスに働くことがあります。

ただし、第二新卒採用を実施する企業は6割を超え、重視されるのはスキルよりも人柄です。辞めた理由に納得感があり、次にやりたいことを言葉にできていれば、不利は大きく減らせます。不利を減らすために、応募前に「辞めた理由」「次にやりたいこと」「そのために今できていること」の3点を、1分程度で話せる状態にしておきましょう。

新卒1年目で転職するのは厳しいですか?

「厳しい」と感じるかどうかは、準備の量で変わります。転職求人倍率は2026年8月時点で2.86倍と、企業の採用意欲は高い状況です。

一方で、実績が少ない分、退職理由と志望動機の説得力が選考の中心になります。何も準備せずに応募すると厳しく感じやすいため、転職理由の整理と、応募先の絞り込みを先に済ませておくことをおすすめします。営業職なら、商材やインセンティブの設計まで確認して絞り込むと、入社後のギャップも減らせます。

転職は甘えですか?

転職そのものは甘えではありません。ハラスメントや心身の不調、違法な労働環境など、環境を変えるべき理由があるなら、早く動くことは合理的な判断です。

一方で、「なんとなく合わない」だけで辞めると、次の職場でも同じ悩みを繰り返す可能性があります。「甘えかどうか」ではなく、「辞める理由を説明できるか」で考えると、判断がぶれにくくなります。

転職するなら新卒何年目がいいですか?

「何年目が正解」という決まりはありません。大切なのは、年数ではなく、辞める理由と、次にやりたいことが整理できているかどうかです。

ただし、心身の不調が出ている場合は、時期を待たずに休養や相談を優先してください。それ以外の場合も、入社から半年〜1年ほどで、仕事の全体像と自分の適性が見えてくることが多いため、そのタイミングでキャリアを見直す人は少なくありません。

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新卒1年目の転職は「理由」を整理して動こう

新卒1年目の転職は、大卒で1年目の離職率が12.1%と、決して珍しくありません。「甘え」かどうかを分けるのは、年数ではなく、辞める理由です。ハラスメントや心身の不調がある場合は早めに動き、慣れによるつらさなら期限を決めて続けるなど、原因が変えられるかどうかで判断しましょう。

動くと決めたら、転職理由を整理し、在職中に進め、入社したい時期から逆算するのが基本です。営業職を選ぶなら、商材とインセンティブの設計、5年後の市場価値まで確認しておくと、年収の伸びに差が出ます。

弊社YONは、20代営業職に特化した転職エージェントです。平均10〜15回の対話で強みや価値観を整理し、「続けるか、動くか」の段階から一緒に考えます。1年目の転職は、準備の質で結果が大きく変わります。迷いや不安も、そのままお話しください。1年目の転職で迷っているなら、まずはLINEでご相談ください。

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